どのようなエンディングノートを作るのか
エンディングノートを作るにあたっての方法は色々とあります。
市販のノートなどを買ってきて書いていく方法や、近頃の大型書店などではエンディングノートが売られていますのでそれを購入して書いていく方法もあります。
しかし、せっかく購入したけど、書き損じが多くて・・・
かといって、鉛筆ではきちんと残るかわからないし・・・
また、書きたい内容が多くてノートだけでは書ききれなくて、結局メモ用紙を挟んだり。。。
ということで、個人個人書く内容や書かれる内容量が違うだけに、ページ数の決まっている市販のエンディングノートでは限界もあります。
それほど高い金額ではありませんので、一度購入して実際に書き出してみる。ということも大事かもしれません。
よく売れているのは、コクヨの「エンディングノート」です。
それではどのようなエンディングノートが良いのでしょうか?
書き損じがあっても綺麗なまま訂正でき、書く内容が多くなっても簡単に追加して見栄えも変わらないもの。
これらを解決するには、パソコンで作成する。という方法以外に優れたものはありません。
一般社団法人終活協議会認定 終活ガイドの資格を持つ私が、 非常に人気の高いパソコンで使うソフトをご紹介いたします。
ソースネクストという会社が発売している「はじめてのエンディングノート2」です。
ソースネクストという会社は、あまりご存じないかもしれませんが、「筆まで」という年賀状ソフトも販売していますので、お持ちの方も多いかもしれません。
また、明石家さんまさんが翻訳機のテレビコマーシャルをしているのは有名で、見られたこともおありなのではないでしょうか。
その会社がエンディングノートをわかりやすく簡単に作れるように開発して販売しているソフトが「はじめてのエンディングノート2」という名のソフトです。
初めてのエンディングノート2
それでは、その「はじめてのエンディングノート2」というのはどのようなソフトなのでしょうか?
評判が良かったので、実際に使ってみてその特徴を感じましたので、ご紹介します。
1つのソフトで複数のエンディングノート作成が可能
ご家族で1台のパソコンを使っている場合、例えばご主人と奥様とでそれぞれ別のエンディングノートを作ることが可能です。
エンディングノートを編集するにはパスワードが必要。
これは、身内だから不要。という気持ちもありますが、編集するのは自分だけ。というのが前提で作られているためです。
この後に説明しますが、どなたかが見る必要になった場合は、誕生日のみで閲覧が可能になります。
自分しか知らないパスワードにしておくことで間違って誰かが編集してしまう。ということが防げます。
閲覧は誕生日入力のみ
よく出来ているのは、この部分でしょうか。エンディングノートを誰かが見る必要がある時、エンディングノートを作った人の生年月日を入れるだけで見ることが可能です。
必要な内容を印刷したりできますが、編集やデータ削除はできません。
必要な項目を追加していくことが出来る。
市販のノート型のエンディングノートの場合、たとえば、銀行口座欄が3つあったとしても4口座以上お持ちの方は、どこかにそれを無理やり書き込むか、メモ用紙を挟まないといけなくなります。
このソフトは、たとえば、銀行口座なら、必要な口座数をいくつも追加することが可能ですので、ご自身の状況にあったエンディングノートが作れるようになります。
印刷ができる
操作は簡単で、作ったエンディングノートの印刷が可能です。
ご自身以外がパソコン操作にあまり詳しくない場合、印刷して残しておく。ということが可能です。
もちろん、あとから追加になった内容や、変更した内容のみを印刷して、以前のもとと差し替えることが可能です。