終活での相続・遺言について

終活整理中に行うことの多いエンディングノートは、法的な強制力がありません。極端に言えば、ただ希望を書き記した。という事になります。
このページで紹介する遺言については全てではありませんが法的効力がありますので、きちんと内容を抑えておきましょう。
それでは、相続・遺言について一般社団法人終活協議会認定　終活ガイドの資格を持つ私が、解説いたします。

相続といいますと、私には、これと言って特に何か資産のようなものはないし。。。と思われることがあるかもしれませんが、不動産や預貯金、有価証券類、借地・借家、その他、身近なものでは車や貴金属など、相続対象になるものは意外と多いものです。

また、一般的に使われている「相続」という言葉の意味とは少し変わりますが、所持していた荷物や思い入れのある物などの形見分けなども考えておきましょう。

残された人は、意外と何処にどれだけの資産を持っていたのか、わからないことが多く困ってしまいます。

また、 マイナスの遺産、負債なども相続の対象となります。

→　資産や負債については、こちらでも詳しく説明しています。

少しでも多く残しておきたい・・・

ご自身に資産があるなしにかかわらず、遺言書を作っておくことで、不要なトラブルを防ぐことが可能です。
法的効力がありますので、書き方や、保存場所などは、依頼先などへご相談下さい。
内には、残すほどのものがない。ということで遺言書を作成なさらない場合が多くございますが、遺産が少ないのと相続問題が怒らないのはイコールではありません。金額の大小ではなく、残された遺族が争うことなく、暮らしていけるようにお考え下さい。
遺言書を作成した場合には、エンディングノートに遺言書の有無、最終作成年月日、保存場所、管理先、誰に聞けばわかるのか。ということを必ず記載しておきます。