終活でのご自身のことについて

終活整理中に書くことの多いエンディングノートでは、ご自身のことについても書くことが出来ます。
今までのご自身の人生を振り返ったり、また身近な登録情報を書き記すこと、皆さんへのメッセージなどを整理してエンディングノートに書き記したり、パソコンに保存しておくことが大事です。
それでは、終活においての自分自身について、一般社団法人終活協議会認定　終活ガイドの資格を持つ私が、解説いたします。

ご自身のことについて書き記します。
どんな内容でもいいですし、順番なども決まっていません。思いつくまま書かれてもよいでしょう。
ただ、まとまりが無くなる可能性も出てきますので、主な項目をまとめてみました。

・住所等について
出生地から現在のお住いまで、今までに住んだ家や住所、その当時の思い出、その時にどういうことがあったかなども書いておくと良いでしょう。
・自分史について
今までの人生を振り替えてみましょう。
名前の由来（自分を始め身内の方でも分かる範囲で書いておく）や、幼少期から時代（10年ごととか節目）ごとに思い出に残っていることを書き記しておきます。
自分史を家族向け、一般の方向けなど、電子書籍にするという サービスも行われています。
・学歴や職歴について
今までの学歴や職歴なども書き記しておきましょう。
・自分のことについて
思いついたままに書き記していただければと思いますが、例えば趣味について、行きつけの店、好きなもの（言葉、食べ物、音楽、本、もの、こと）、思い出の場所などなど。

・ご家族について
ご先祖のこと、ご両親のこと、兄弟姉妹のこと、配偶者のこと、子供のこと、親戚のことなど、身内について名前などの情報はもちろん、思いつくことなども書いておきます。それぞれへのメッセージなども。
・知人などについて
連絡先などは、人間関係の時にあるていど、まとめておられると思いますので、ここでは主に思い出。などを書き記しておきましょう。お世話になった方へのメッセージなどもかいておくと良いです。

→　親族や周りの人など、改めて考えてみませんか？

ご自身の身の回りにはいろいろな登録情報があります。これらも書き記しておくことで万が一のことがあった場合、ご家族による返納などの処理がしやすくなります。

主なものを紹介いたします。

運転免許書、パスポート（番号）、マイナンバー、住民票コードなど。
その他、介護保険証、後期高齢者医療保険証、健康保険（保険証）、年金（公的年金）など。
その他の資格や免許などの証書や番号なども書いておきます。
→　保険関係は非常に多くの証書があります。こちらでも詳しく説明しています。

携帯電話についても、番号、メールアドレス、各種パスワード、支払い方法など他のページで書いていない場合には、書いておきましょう。もし名義人が自分以外の場合にはその名義人や連絡先なども記載しておきます。